2014 |
02,11 |
«謎のメアリー»
雪美P界隈では有名(?)な話ではあるが、プチマド特訓前雪美ちゃんには不思議な以下の様なセリフがある。
「……メアリー……お話……好き……」
カードのセリフにおいてアイドルが他のアイドルに言及する事自体は別に珍しい事ではないのだが、それは「同一のイベント、またはガチャにおいて相互キャラのカードが存在する場合」に限られる事が多い。だりなつ等の超有名組み合わせに関してはこの限りではないが、例外的な扱いと言っていいだろう。
プチマド雪美ちゃんは第三回フェスの上位報酬。同一のイベントの仲間(?)は兵藤レナさんである。この頃にはフェスメダルというシステムが存在していなかったので、このイベントにおいての新規カードはこの二枚、という事になる。
実際に、プチマド特訓後には、
「……レナ……まほうつかい………」
というセリフがあり、対してディーラーズハート(DH)レナさんの特訓後にも、
「雪美ちゃんね…まほうつかい、だって。夢、見せてあげなきゃね」
という、劇場の内容(レナさんのトランプさばきを見た雪美ちゃんが「……すごい」と言う)を踏まえたセリフのやりとりがある。
さっきも言ったとおり、このイベントにおいての「登場人物」は雪美ちゃんとレナさんの二人だけであり、メアリーの存在は全く確認できない。また、雪美×メアリーという組み合わせもメジャーなものとは言えない。では、雪美ちゃんの「メアリー」発言は一体なにを意味するのだろう…??と言うのが、謎の部分である。そして、それに関して、個人的な意見が纏まったのでここに書いてスッキリしようと思う。
結論から言ってしまうと、「雪美ちゃんはレナさんとメアリーの会話を聞いていた」のではないかと思う。
注目したのは、DHレナさんの、
「実は英語、得意なのよ」
というセリフ。
何故急に「英語」について言及したのだろうか。レナさんはラスベガスでディーラーとしての腕を磨いてきたという事なので(ロワイヤルボスステージのセリフ「ラスベガスはカジノの本場であると同時に、ショーの本場でもある。私はそこで腕を磨いてきたの」)、確かに英語は得意なのだろうし、まあ、唐突に英語アピールをしても不思議ではないかもしれない。しかし、メアリーと「英語で」お話をしていたと考えるとちょっと面白くないだろうか。
メアリーの「オトナ」に対する憧れ、興味の強さは良く知られている事と思う。見るからにオトナのレナさんに対しては興味津々である可能性も高い。また、メアリーとレナさんが次に登場する機会が二人とも「温泉ガチャ」というのも面白い共通点だと思う。
雪美ちゃんが遠巻きに見ていただけで、会話に入れなかったのも、レナさんとメアリーが英語で喋っていたからではないだろうか。ただ、メアリーがレナさんに何らかの話をしているのは当然分かると思うので、それが「……メアリー……お話……好き……」に繋がった、と考えるとどうだろう。いろいろとこじつけが過ぎると言う自覚はあるのだけど、一応の筋は通っていると思う。
個人的には、この後、英語に興味を持った雪美ちゃんがメアリーに英語を教えてもらって…?という展開になると面白そうだなあというか、そんな本も描いてみたいなと思うわけなのだけど予定は未定という事で。