2019 |
03,09 |
…ところで、ご存じとは思うけど、「獠」の字は普通の環境では表示されないため、ここから先は不本意ながら「リョウ」と書く。つらい…。シティーハンターの事をネットで書こうとするとこの問題が常に付きまとう。
さて、何を隠そうおれが子供の頃「これがカッコイイということだ」という事を初めて認識したのがリョウだった。普段はおちゃらけているが、やる時はやる、どんなピンチでもリョウが来てくれれば必ずなんとかしてくれる安心感。変身やロボットに乗ったりはしないが、その姿はまさにヒーロー。レンガ作りのアパート、ミニクーパー、コルトパイソンと言った舞台装置もオシャレでカッコよかった。当時地方に住んでいたおれにとって「新宿」という舞台もドラマやTVに出てくる様な得体の知れない「街」で、そんな街にならリョウの様なヒーローが居てもおかしくない…そんな風に感じられたのだった。
普段なら映画の感想にこんな個人の思い入れを書くことはあまりしないのだけど、この映画は違う。これは、こういう「思い入れ」のある人間に対して作られた映画で、それらをちゃんと一つ一つ拾ってくれていた映画だった。散々言われていることだけど、それがこの作品の成功した理由だったのだろう。
街中でテロリストが暴れまわり、カーチェイスが繰り広げられ、お風呂を覗き行き、簀巻きにされるリョウちゃん…。全てが懐かしい。トンボの演出、あったあった…と一つ一つのシーンがまさに「シティーハンター」以外の何物でもなく、安心して見ていられる。
全てがテンプレ、ネタバレの存在しない映画と言われるこの作品だけど、たった一つだけ凄まじいネタバレがあるとするならば、ラストに「Get Wild」の後に続けて「Still love her(失われた風景)」が流れるという事だろう。
これ~!!!これ…おれはこれを知った上で見に行ってしまったのだけど、本当は知らずに見に行きたかった…。でもさあ~、あの、めちゃくちゃ個人的な事を書いちゃうと、おれが初めて見たシティーハンターって「2」のアニメだったのね。だから、個人的にはシティーハンターのEDって言えば「Get Wild」じゃなくて「Still love her」なんだよな。実写の新宿を背景にリョウと香の止め画が入ってるアレ。
もちろん、「1」のEDである「Get Wild」の方が大きく取り上げられるのはしょうがないし、個人的にも好きなのでここはまあ、納得はしてるんだけど、それでも「映画のラストはリョウがポエムを言って「Get Wild」で締め!これしかないよな!!」とか言われると、う、うおお…おれは、おれは「Still love her」派なんだよ、チクショー、と思って、公開当初は見に行かなくてもいいかな…と思ってたんだけど、このネタバレを聞いてしまい、それは…お前…行くしかねえだろ…と思って見に行ってしまった。
これは難しいよな。これを聞かなかったら劇場に行かなかったと思うけど、聞かずに行きたかったという矛盾。剣を握らなければ おまえを守れない 剣を握ったままでは おまえを抱き締められない。
ただ、様式美は堅持しているものの、新しい要素も取り入れられている。新宿の掲示板がAR化されていたり、今回のメインの敵が「ドローン」になっていたりとちゃんと設定周りが2019年に合わせてアップデートされているのだ。
これは賛否の別れる所だったとは思う。制作側ももちろん「否」の可能性も考慮した上でこれらの要素を取り入れてくれたのだろう。つまり、やろうと思えば「この作品の舞台設定は198X年なので、新宿の掲示板も勿論現存しているし、携帯電話も無いです」という設定での作成は可能だったということだ。それをあえてやらずに、舞台の設定を2019年に持ってきてくれた。なぜか。
それは、「2019年になってもシティーハンターの面子は、リョウは、元気にやってるぜ!」こう伝えたかったのだと思う。
あの頃憧れたヒーローよりもいつの間にか年上になってしまったおれたちに、リョウたちは変わらぬ活躍と元気を与えてくれた。リョウたちは新宿を守るのと同じようにおれたちの思い出も守ってくれたのだ。面白いとか面白くないとかじゃない、とにかく「ありがとう」そう伝えたくなる映画だった。
さて、何を隠そうおれが子供の頃「これがカッコイイということだ」という事を初めて認識したのがリョウだった。普段はおちゃらけているが、やる時はやる、どんなピンチでもリョウが来てくれれば必ずなんとかしてくれる安心感。変身やロボットに乗ったりはしないが、その姿はまさにヒーロー。レンガ作りのアパート、ミニクーパー、コルトパイソンと言った舞台装置もオシャレでカッコよかった。当時地方に住んでいたおれにとって「新宿」という舞台もドラマやTVに出てくる様な得体の知れない「街」で、そんな街にならリョウの様なヒーローが居てもおかしくない…そんな風に感じられたのだった。
普段なら映画の感想にこんな個人の思い入れを書くことはあまりしないのだけど、この映画は違う。これは、こういう「思い入れ」のある人間に対して作られた映画で、それらをちゃんと一つ一つ拾ってくれていた映画だった。散々言われていることだけど、それがこの作品の成功した理由だったのだろう。
街中でテロリストが暴れまわり、カーチェイスが繰り広げられ、お風呂を覗き行き、簀巻きにされるリョウちゃん…。全てが懐かしい。トンボの演出、あったあった…と一つ一つのシーンがまさに「シティーハンター」以外の何物でもなく、安心して見ていられる。
全てがテンプレ、ネタバレの存在しない映画と言われるこの作品だけど、たった一つだけ凄まじいネタバレがあるとするならば、ラストに「Get Wild」の後に続けて「Still love her(失われた風景)」が流れるという事だろう。
これ~!!!これ…おれはこれを知った上で見に行ってしまったのだけど、本当は知らずに見に行きたかった…。でもさあ~、あの、めちゃくちゃ個人的な事を書いちゃうと、おれが初めて見たシティーハンターって「2」のアニメだったのね。だから、個人的にはシティーハンターのEDって言えば「Get Wild」じゃなくて「Still love her」なんだよな。実写の新宿を背景にリョウと香の止め画が入ってるアレ。
もちろん、「1」のEDである「Get Wild」の方が大きく取り上げられるのはしょうがないし、個人的にも好きなのでここはまあ、納得はしてるんだけど、それでも「映画のラストはリョウがポエムを言って「Get Wild」で締め!これしかないよな!!」とか言われると、う、うおお…おれは、おれは「Still love her」派なんだよ、チクショー、と思って、公開当初は見に行かなくてもいいかな…と思ってたんだけど、このネタバレを聞いてしまい、それは…お前…行くしかねえだろ…と思って見に行ってしまった。
これは難しいよな。これを聞かなかったら劇場に行かなかったと思うけど、聞かずに行きたかったという矛盾。剣を握らなければ おまえを守れない 剣を握ったままでは おまえを抱き締められない。
ただ、様式美は堅持しているものの、新しい要素も取り入れられている。新宿の掲示板がAR化されていたり、今回のメインの敵が「ドローン」になっていたりとちゃんと設定周りが2019年に合わせてアップデートされているのだ。
これは賛否の別れる所だったとは思う。制作側ももちろん「否」の可能性も考慮した上でこれらの要素を取り入れてくれたのだろう。つまり、やろうと思えば「この作品の舞台設定は198X年なので、新宿の掲示板も勿論現存しているし、携帯電話も無いです」という設定での作成は可能だったということだ。それをあえてやらずに、舞台の設定を2019年に持ってきてくれた。なぜか。
それは、「2019年になってもシティーハンターの面子は、リョウは、元気にやってるぜ!」こう伝えたかったのだと思う。
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