2014 |
02,25 |
B21Fを探索していると、すぐにB22Fへの階段を発見してしまった。これは位置的に考えてレンとアスミスを倒さなくても先に進めたようだ。B22Fへ足を踏み入れるだけ踏み入れて街に戻ってくるとクエストが更新されてた。
「白き姫君は終末の夢を見るかⅡ」。報酬は待望のソニックダガーである。四層ボスの素材から作成できる刀(カムイランケタム)がAGI補正10もあるスグレモノだったので、薫ちゃんのエリアヒール遅過ぎ問題はわりと解決していたのだけど、やはりこれがあるとないとでは安心感が違う。
早速依頼を受けると、街に魔物が襲ってくる夢を見たのだという。話を聞いてB1Fへ赴くと、森の破壊者っぽいのが四体、とクリムゾンネイルっぽいのが一体立っていた。見た目はあれだけど、多分別の名前のモンスターなんだろうなあと思いながら、森の破壊者に突っ込んでみると、表記も「森の破壊者」になっている。あれえ。丁度いいので腕を縛って倒し「好機のスカラベ」の素材を確保しておく。これから先グリモア合成が重要になってくるので、グリモア作成アイテムは一つでも多く確保しておいたほうがいいのだ。
「森の破壊者」は二層のFOE。大した労も無く倒し、クリムゾンネイル(?)の方に向かうと猛然と逃げ出してしまった。追いかけるものの、こっちが一歩進むと向こうも一歩進むので絶対に追いつけない。仕方が無いので、隠し通路を通って回り道をしてようやく追いつく。
この赤いクマには「夢より出でし者」という名前がついていた。ああ、こいつはクリムゾンネイルじゃないのね、と思った瞬間「昏睡への誘い」によりパーティ全員が眠らされてしまった。次のターンで力を溜める赤クマ。え、ちょ……。そしてそのまま「鮮血の大爪」で前衛をなぎ払い。むつみちゃんとありすちゃんはそのまま永遠の眠りについてしまった。はわあ。
いきなりの状態異常からのパーティ半壊。今思うとなんで探偵バリアを付けて来なかったんだろうか。薫ちゃんと雪美ちゃんがおっきしてきたので急いで体勢を立て直そうとするも、「力溜め」「鮮血の大爪」というシンプルなコンボの前に何度も前衛を崩されてしまう。まずは動きを止めるため、雪美ちゃんが頭縛りの呪言で「力溜め」を封印。このタイプのモンスターは力溜めが成功しない限り、攻撃が出来ないのだ。
頭縛りが解けたら次は腕を縛る。一度縛った部位には耐性が出来るため、頭を二回縛るのは現実的ではない。それよりも腕さえ縛ってしまえば、いくら力を溜めてもこれまた行動不能になるという寸法である。クマの行動をしばらく無効化している隙にパーティを建て直し、攻撃に転じる。腕の縛りが解けるのとほぼ同時に討伐が完了した。流石はソニックダガー。おいそれと手元には来てくれないという事らしい。
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苦労して手に入れたソニックダガーを薫ちゃんに装備させる前に、ちょっと思いついたことがあったので桃華ちゃまに装備させてみる事にする。「ソニックダガー」を装備すれば「かばう」が使えるんじゃないだろうか。
新世界樹には3や4にあった「ディバイドガード」が無いため、むつみちゃんにもある程度の防御力が求められていたが「かばう」をディバイドガードの様に使えれば、桃華ちゃまがむつみちゃんを完全ガードする事が可能となり、むつみちゃんは防具を脱ぎ去って別のアクセサリ等で更なる攻撃力を目指せる様になる。
実は「かばう」の運用は以前も試した事はあったが、「かばう」はディバイドガードと異なり速度補正がないため、パラディン特有の鈍足により敵の攻撃の後で「かばう」が発動されるという無意味なスキルとなっていた。しかし、ソニックダガーなら……ソニックダガーならきっとなんとかしてくれる!
そんな思いでソニックダガーを装備して迷宮へ。しかしソニックダガーを装備した状態でも、やはり「かばう」の発動は敵の攻撃よりも後になってしまった。ぐぬぬ。そこでもう一歩踏み込み、兜を靴に替えてみた。こうする事で行動速度が飛躍的に上昇する。結果としては、ついに「かばう」が敵の攻撃よりも先に発動し、見事むつみちゃんを守る事に成功した。やったね!
しかし、やはり問題なのは兜から靴に変えた事による防御力の低下である。「かばう」でダメージを肩代わりする以上、これまで以上の防御が求められるのに防御力が低くなってしまっては本末転倒である。また、現状ではありすちゃんも前衛に出ているため彼女も守らなければならない。対象が一人になる「かばう」ではカバーしきれないという問題も実はある。まあ、ありすちゃんはボス戦などで後衛に下げ、むつみちゃんの守りに専念すれば良いのだけどボス戦こそ防御力が必要になる訳で……靴の防御力でどこまでやれるのか不安は残る。
あと、何気に試してみたら「カムイランケタム」+靴装備でも「かばう」をザコ敵よりも先に発動させる事には成功した。ソニックダガーたいしたことないな…。いや、「カムイランケタム」がすごいと言うべきか。それに、オリジナルには刀装備のグリモアは無かった訳で、他の職業がこのAGI補正が+10ある刀を使う術は無かったんだもんな…そう考えればソニックダガーの重宝されっぷりも納得は出来る。
ソニックダガーの攻撃力では微妙ではあったが、「カムイランケタム」装備で「かばう」が使えるとなると「血の暴走」(HP現象時カウンター攻撃)とのコンボにもちょっと光が見えてくる。
「かばう」の活用はもう少し考えてみよう…。