2018 |
06,23 |
最初に見た時に微妙な違和感はあった。その後はあまり気にならなくて最後まで見ちゃって、エンドロールでがしゃどくろの撮影をストップモーションでやってる所が写ってて、もしかして…と思って調べてみたら全編ストップモーションの映画だった…。まじか…もう凄すぎて3Dとあまり見分けがつかないよな…。
でも、それを意識して見てみると服とかたしかに3DCGじゃ出ない布っぽい質感が出てるんだよな。いやでも、それにしたってなんかこう…鳥とか浮いてたし…まあ、さすがに人形劇って訳じゃないしワイヤーとかを消す処理はしてるんだよ思うんだけど。
映画を見るときはあまり事前に情報を入れないようにしてるんだけど、これはちゃんと事前にストップモーションで撮った映画だよという事を知った後に見れば良かったかなあ。確かにな~んかカサカサしてるなとは思ってたんだけど、折り紙がテーマの一つの作品だし、和紙っぽいテクスチャでも入れてるのかな~って思ってたんだけど、そんな単純な話じゃなかった。
バーフバリで五連弓打ってる場面でもそうだったけど、なにかというとゼルダを連想するのをやめたい。でもがしゃどくろ戦は完全にスタルヒノックスだったね…。抜いた刀を片っ端から折って本物かどうか確かめるところとか、同じ場面に自分が遭遇したら絶対同じ戦法取るわ…と思って見てた。あと、クワガタが四つん這い(手足六本あるけど)になった時のカサカサ感すごいね…完全にゴキ…と思って見てた。
ストーリーは良く言えば幻想的な感じ。ストーリーの流れも三種の神器集めなので分かりやすい。ただ、クボが狙われてる理由(「目を狙われてる」というのは分かるんだけど、その「目」をなんで狙ってるのかが良く分からない)とか、結局「月の民」は地上に何しに来たんだろう…とか、いろいろと置き去りにされている部分はあったと思う。
ただ、わりと珍しいパターンなんだけど、ストーリーは難解でもテーマは分かりやすかったんだよな。折り紙が、一度折られてもまた元に戻って別の形を象れるように、形は変わっても本質は変わらないということ。母親がお猿になったり、父上がクワガタになっても両親の愛はそこにあるという事、そしてたとえこの世から去ってしまったとしても、思い出は常に心にあるということ。
変わりゆくものと変わらないもの。ストップモーションで描かれたこの映画の制作過程にはデジタルとは違う実際のセットや人形があり、たくさんの「変わったもの」と「変わらなかったもの」があったと思う。それが作品のテーマに厚みを与えているのは間違いない。
でも、それを意識して見てみると服とかたしかに3DCGじゃ出ない布っぽい質感が出てるんだよな。いやでも、それにしたってなんかこう…鳥とか浮いてたし…まあ、さすがに人形劇って訳じゃないしワイヤーとかを消す処理はしてるんだよ思うんだけど。
映画を見るときはあまり事前に情報を入れないようにしてるんだけど、これはちゃんと事前にストップモーションで撮った映画だよという事を知った後に見れば良かったかなあ。確かにな~んかカサカサしてるなとは思ってたんだけど、折り紙がテーマの一つの作品だし、和紙っぽいテクスチャでも入れてるのかな~って思ってたんだけど、そんな単純な話じゃなかった。
バーフバリで五連弓打ってる場面でもそうだったけど、なにかというとゼルダを連想するのをやめたい。でもがしゃどくろ戦は完全にスタルヒノックスだったね…。抜いた刀を片っ端から折って本物かどうか確かめるところとか、同じ場面に自分が遭遇したら絶対同じ戦法取るわ…と思って見てた。あと、クワガタが四つん這い(手足六本あるけど)になった時のカサカサ感すごいね…完全にゴキ…と思って見てた。
ストーリーは良く言えば幻想的な感じ。ストーリーの流れも三種の神器集めなので分かりやすい。ただ、クボが狙われてる理由(「目を狙われてる」というのは分かるんだけど、その「目」をなんで狙ってるのかが良く分からない)とか、結局「月の民」は地上に何しに来たんだろう…とか、いろいろと置き去りにされている部分はあったと思う。
ただ、わりと珍しいパターンなんだけど、ストーリーは難解でもテーマは分かりやすかったんだよな。折り紙が、一度折られてもまた元に戻って別の形を象れるように、形は変わっても本質は変わらないということ。母親がお猿になったり、父上がクワガタになっても両親の愛はそこにあるという事、そしてたとえこの世から去ってしまったとしても、思い出は常に心にあるということ。
変わりゆくものと変わらないもの。ストップモーションで描かれたこの映画の制作過程にはデジタルとは違う実際のセットや人形があり、たくさんの「変わったもの」と「変わらなかったもの」があったと思う。それが作品のテーマに厚みを与えているのは間違いない。
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