2014 |
03,13 |
ようやく、待望の三竜討伐クエストが発動された。最初の相手は氷竜。印象としては「3」の弱化打消しスキルがうざかった事位か。三竜のうち一匹でも討伐しない限り、レベルキャップは開放されない訳だから、レベルマックスを迎えている現在、「レベル不足」という事はほぼ無いだろう。「レベル上げすぎ」な状態かもしれないが、六層の難度を考えてもさほどではないはずだ。
まずはB16Fの隠しフロアへ。ここで目に飛び込んできたのは大量のメデューサツリーさん!お、おめえ~!こんな所にも生えてるのかよ…!幾らなんでも生えすぎだろう……。せっかくなので、レベルがマックスに到達している桃華ちゃまを抜いて星歌お嬢様を入れてみる。もうレベル的に盾役が居なくても大丈夫であろう。
メデューサツリーを駆りながら、B15Fへ。かつてコロトラングル君をボスと知らずに屠った場所である。いやだって、まだまだダンジョン続くと思ったから……。ついにこれから、あの時には踏み入れられなかった未知のゾーンへ進入するのである。階層の再利用は世界樹のお約束ではあるが、やはり燃えるものがある。RPGにおいて、かつて鍵や川などで断絶されていて、眺めるだけだった場所に足を踏み入れるというのはもっともワクワクする瞬間のひとつである。
しばらく進んでみるが、ザコ敵は旧三層の敵ばかり。これでは歯ごたえが無いなあ。と思っていたら、シザーズクラブ×2と、後列にアイアンタートルという魔界の武王さんの色違いの様な亀が出現。新モンスターである。図鑑に空きがあるので、隠しフロアで追加ザコが居るものとは思っていた。
少し警戒するものの、いつもどおりのシフトで応戦。サイドガード、ハリケーンパンチ×2、攻撃隊列、軟身の呪言。シザーズクラブ×2をハリケーンパンチ×2で撲殺。前に出てくるアイアンタートル。
「吹雪の息!」
ビュオオオオオ!!
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> 全体350ダメージ!! <
 ̄YYYYYYYYYYYYYYY ̄
ふあああああああ!!!!!
残ったのは、瀕死の桃華ちゃまのみ。次のターン、逃亡を試みるもあえなく死亡。全滅。。
油断…した訳では……ないが……自分の中にまだ驕りがあったのかもしれない。いやでもなあああああ。初見でフリーズガードは貼れないよなああああ……。
気を取り直して再度チャレンジ。アイアンタートルが出たらもう毎ターンフリーズガード。三色ガードはレベルを10に上げたので、逆に考えれば毎ターン150-180のヒールが飛んでくるのだ。慣れてしまえば美味しい。しかし、アイアンタートルは例によって硬い。しかもこいつは武王さんと違って通常ザコ敵なので無制限に出てくるところもうざい。
アイアンタートルに手間取っていると、「吸い尽くすもの」というFOEが乱入してきた。コウモリ型の見た目通り素早そのく、上攻撃力もそこそこ強くHPも一万近くある。「鉤爪乱舞」という全体数ヒット技が痛い。アイアンタートルと一緒に出てこられると、桃華ちゃまがフリーズガードをしているため、サイドガードが張れない。結果、ダメージがより大きくなってしまう。それでも、武王さんと違ってこちらは既に青FOE。そこまでの脅威ではない。
しばらく進むと、また「吸い尽くすもの」が乱入してきた。
おいおい、またかと思ったら……なんか色が違うんですけど…。き、希少種だあああああああ!!!
「鉤爪乱舞!」
ドゴドゴドゴ!!
_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> ありすに1140ダメージ!! <
 ̄YYYYY人人人人人人YYYYYY ̄
ああ、ありすちゃあああああああああああ!!
(ジョボボボボボオオオオオオオオオオオオオオ!!!!)
久しぶりのお漏らしを撒き散らしながら空中に吹っ飛んでいくありすちゃん。六層(級)FOE希少種の攻撃力半端ないわー。全滅したわー。希少種乱入とかやめてよ……。
さあ、再チャレンジである。ひ、氷竜さんのおうち、意外と遠いな……。
しばらく進むと、
「モンスターの先制攻撃!」
おや。そこにはアイアンタートルさんの姿が。
いやあ、まさかそん
「吹雪の息!」
ビュオオオオオ!!
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> 全体350ダメージ!! <
 ̄YYYYYYYYYYYYYYY ̄
ふあああああああ!!!!!ぜんめつうううう!!
ちょっとないわー。先制全体攻撃とかないわー。これは萎えるわー。
ま、まあ、それでも流石にこんな酷いことはそうそう起こらないだろう。うん。ありすちゃんの「先制ブロック」に裂くようなSPは無いのだ。こんな不運もたまにはあるさ。
気を取り直して、もう一度氷竜さんのおうちに行くぞ!
「モンスターの先制攻撃!」
アイアンタートルさ(ry
いやあ、まさ(ry
「吹雪の息!」
ビュオオオオオ!!
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> 全体350ダメージ!! <
 ̄YYYYYYYYYYYYYYY ̄
ふあああああああ!!!!!
あああああああ!?!?!?桃華ちゃま生き残ったああああ!!
探偵再生バリアで380回復ううううう!!
次のターン!!
アイアンタートルの攻撃!耐えた!!
続いて力を溜めたシザーズクラブ×2の攻撃!!
ドゴオ!(耐えた!)
もういっちょ!ドゴオ!!(残りHP8!)
た、耐えたあああああああ!!!
に、逃げるんだよォオオオオオオ!!!
「桃華は逃げ出した!」
生還。
一息ついた後、桃華ちゃまはリザレクションを使う。こんな時のために護身用にグリモアに仕込んでおいたのだ。薫ちゃんを復活させ、パーティ全体が復活する。
おもむろにありすちゃんの「CUSTOM」ウィンドウを開いた私は、無言で「先制ブロック」をマスターまで上げた。
……私が間違っていた。六層(級)とはこういう世界なのだ。「先制が起きるのは不運だから仕方ないね」ではないのだ。相手に先制を取られたら全滅するのだ。それならば先制を減らす準備は最優先でやるべきだ。六層探索において「先制ブロック」は必須のスキルだったのだ。
いやしかしこれ、クラシックはともかく、レンジャーの居ないストーリーモードはどうすれば良いんだろうか。六層の戦いは「先制=死」なので、このリスクは減らせないと流石にひどいと思うのだが……。
……氷竜くんのおうちには何時辿り着けるんだろう……。