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吉良吉影は静かに暮らしたい

2024
05,01

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2020
08,15
おどれ、ロボットアニメやったんかい…。

公開からかなり経ってるし話題作だったしでなんだかんだでネタバレ的なものも踏んでるのだろう…と思ってたけど、ぜんぜん回避できてるもんなんだな…。みんなが肝心なところは言わないでおいでくれたからなんだろう、ありがとう。

作画、特に色使いはすごい。背景のビル群だけとっても3DCGと二次元アニメが融合したような今までに見たことが無いような絵作りがされていて、めちゃくちゃワクワクさせられる。全編怒涛のアクション、アクションな豪華なつくり。

ストーリーは序盤で敵として出てきたリオと最終的に手を組み、真の巨悪クレイを倒すという至ってシンプルなもの。あの豪華な作画を堪能するためにはこの位でいいのだと思う。バーニッシュへの迫害とかももうちょっと掘れそうだったけど、あくまで娯楽作と割り切ってどんどんストーリーを進めていった印象。

リオなあ…あれ…男にするか女(ヒロイン)にするかで制作陣内でも相当な苦悩があったんじゃないかなと思う。セオリー通りで行けば女の子になってるとは思う。序盤、あのゴツイバーニッシュサイクルから女の子が出てきた方がインパクトあるし、展開的にも悲劇のヒロインそのものだ。でも…なんていうか、リオを女の子にしちゃうともう、石破ラブラブ天驚拳を撃つしかなくなっちゃうんだよな。あくまでもプロメアの炎は「友情」の炎だったんじゃないかなあ。

怒涛の展開に押されて勢いで設定がおざなりな場面がいくつもあるのが気になる。リオを火山に拘束した「絶対に敗れない拘束具」も結局気合いで破壊していたし、バーニッシュ達を苦しめすぎると地球が今すぐ爆発するという設定も、地球から離脱しようとしているクレイへの抑止力には全くならず(飛び立つ前に地球の爆発に巻き込まれてダメになるという訳でもなさそうだったし)、6か月後に爆発するのも今爆発するのも変わらないというクレイの主張はまあ…そうね…という感じで、「空間転移を止める」という状況には何も影響を与えていなかったりする。

あとちょっと、クレイを悪役にし過ぎかなとは思う。ガロを救ったシーンの真相はともかく、ガロをあそこまで嫌う理由もないんじゃないかな…むしろガロには愛情はあるけれど…とした方がクレイのキャラも引き立つような気もするんだけど。その辺りもばっさり切ってシンプルにしたかったのかなあ。

クレイなあ…。たぶん、彼は「神」になりたかったんだろうな。「クレイザーX」から繰り出される数々の超技術、あれを使えば(ガロも思わず突っ込んでたけど)、地球の爆発を防ぐ手立てもあったんじゃないのかな。でも彼は自分の頭の中に思い描いた「箱舟で人類を新たな星に運ぶ神たる自分」に固執しちゃったんだと思う。この歪んだ英雄的な思考は彼自身がバーニッシュであったという後ろめたさから来てるんだとは思うんだけど、そういう辺りはこんな感じで妄想ベースで自由に語り合ってね、というところだろうか。

あとそう!全ての元凶である他の星からきたプロメアの炎になんの落とし前もなかったのも納得いかない。生命体であり、知性を持ってるんだったら他人の星に来て暴れるだけ暴れてただ帰っていくなんて許せる…?あいつらの星破壊して帰る場所無くしてもいいくらいだと思う。
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