2014 |
02,25 |
B21Fを探索していると、すぐにB22Fへの階段を発見してしまった。これは位置的に考えてレンとアスミスを倒さなくても先に進めたようだ。B22Fへ足を踏み入れるだけ踏み入れて街に戻ってくるとクエストが更新されてた。
「白き姫君は終末の夢を見るかⅡ」。報酬は待望のソニックダガーである。四層ボスの素材から作成できる刀(カムイランケタム)がAGI補正10もあるスグレモノだったので、薫ちゃんのエリアヒール遅過ぎ問題はわりと解決していたのだけど、やはりこれがあるとないとでは安心感が違う。
早速依頼を受けると、街に魔物が襲ってくる夢を見たのだという。話を聞いてB1Fへ赴くと、森の破壊者っぽいのが四体、とクリムゾンネイルっぽいのが一体立っていた。見た目はあれだけど、多分別の名前のモンスターなんだろうなあと思いながら、森の破壊者に突っ込んでみると、表記も「森の破壊者」になっている。あれえ。丁度いいので腕を縛って倒し「好機のスカラベ」の素材を確保しておく。これから先グリモア合成が重要になってくるので、グリモア作成アイテムは一つでも多く確保しておいたほうがいいのだ。
「森の破壊者」は二層のFOE。大した労も無く倒し、クリムゾンネイル(?)の方に向かうと猛然と逃げ出してしまった。追いかけるものの、こっちが一歩進むと向こうも一歩進むので絶対に追いつけない。仕方が無いので、隠し通路を通って回り道をしてようやく追いつく。
この赤いクマには「夢より出でし者」という名前がついていた。ああ、こいつはクリムゾンネイルじゃないのね、と思った瞬間「昏睡への誘い」によりパーティ全員が眠らされてしまった。次のターンで力を溜める赤クマ。え、ちょ……。そしてそのまま「鮮血の大爪」で前衛をなぎ払い。むつみちゃんとありすちゃんはそのまま永遠の眠りについてしまった。はわあ。
いきなりの状態異常からのパーティ半壊。今思うとなんで探偵バリアを付けて来なかったんだろうか。薫ちゃんと雪美ちゃんがおっきしてきたので急いで体勢を立て直そうとするも、「力溜め」「鮮血の大爪」というシンプルなコンボの前に何度も前衛を崩されてしまう。まずは動きを止めるため、雪美ちゃんが頭縛りの呪言で「力溜め」を封印。このタイプのモンスターは力溜めが成功しない限り、攻撃が出来ないのだ。
頭縛りが解けたら次は腕を縛る。一度縛った部位には耐性が出来るため、頭を二回縛るのは現実的ではない。それよりも腕さえ縛ってしまえば、いくら力を溜めてもこれまた行動不能になるという寸法である。クマの行動をしばらく無効化している隙にパーティを建て直し、攻撃に転じる。腕の縛りが解けるのとほぼ同時に討伐が完了した。流石はソニックダガー。おいそれと手元には来てくれないという事らしい。
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苦労して手に入れたソニックダガーを薫ちゃんに装備させる前に、ちょっと思いついたことがあったので桃華ちゃまに装備させてみる事にする。「ソニックダガー」を装備すれば「かばう」が使えるんじゃないだろうか。
新世界樹には3や4にあった「ディバイドガード」が無いため、むつみちゃんにもある程度の防御力が求められていたが「かばう」をディバイドガードの様に使えれば、桃華ちゃまがむつみちゃんを完全ガードする事が可能となり、むつみちゃんは防具を脱ぎ去って別のアクセサリ等で更なる攻撃力を目指せる様になる。
実は「かばう」の運用は以前も試した事はあったが、「かばう」はディバイドガードと異なり速度補正がないため、パラディン特有の鈍足により敵の攻撃の後で「かばう」が発動されるという無意味なスキルとなっていた。しかし、ソニックダガーなら……ソニックダガーならきっとなんとかしてくれる!
そんな思いでソニックダガーを装備して迷宮へ。しかしソニックダガーを装備した状態でも、やはり「かばう」の発動は敵の攻撃よりも後になってしまった。ぐぬぬ。そこでもう一歩踏み込み、兜を靴に替えてみた。こうする事で行動速度が飛躍的に上昇する。結果としては、ついに「かばう」が敵の攻撃よりも先に発動し、見事むつみちゃんを守る事に成功した。やったね!
しかし、やはり問題なのは兜から靴に変えた事による防御力の低下である。「かばう」でダメージを肩代わりする以上、これまで以上の防御が求められるのに防御力が低くなってしまっては本末転倒である。また、現状ではありすちゃんも前衛に出ているため彼女も守らなければならない。対象が一人になる「かばう」ではカバーしきれないという問題も実はある。まあ、ありすちゃんはボス戦などで後衛に下げ、むつみちゃんの守りに専念すれば良いのだけどボス戦こそ防御力が必要になる訳で……靴の防御力でどこまでやれるのか不安は残る。
あと、何気に試してみたら「カムイランケタム」+靴装備でも「かばう」をザコ敵よりも先に発動させる事には成功した。ソニックダガーたいしたことないな…。いや、「カムイランケタム」がすごいと言うべきか。それに、オリジナルには刀装備のグリモアは無かった訳で、他の職業がこのAGI補正が+10ある刀を使う術は無かったんだもんな…そう考えればソニックダガーの重宝されっぷりも納得は出来る。
ソニックダガーの攻撃力では微妙ではあったが、「カムイランケタム」装備で「かばう」が使えるとなると「血の暴走」(HP現象時カウンター攻撃)とのコンボにもちょっと光が見えてくる。
「かばう」の活用はもう少し考えてみよう…。
2014 |
02,24 |
新世界樹最大の衝撃と言っていい(と思う)、五層到達である。目の前に広がるのはなんと、現代のビル郡が荒廃した風景。名前を信じるならあの「新宿」であるらしい。
これは正直驚いたし、驚けて良かった。なにせ世界樹のオリジナル版から随分と時間が経っているしネタバレもポロポロと知っているので、五層の仕掛けも知ってても不思議じゃなかった。やはり、これから「やるかもしれない」作品については極力ネタバレを踏むのは避けるようにするのがいいのかもしれない。そのゲームそのものはプレイしなくても、こうしてリメイクとかでプレイする機会はあるかもしれないのだ。
これまで、王道すぎるほどにファンタジーしていた世界樹が一転してSFチックになってしまった。最高だ。すごい燃える展開である。ここに来て「何故アイドル達が世界樹で冒険しているのか」という疑問にも答えが出てしまった。(脳内補完で)
オフィスビルっぽいダンジョンも小部屋があったり会議室っぽい部屋があったりエレベーターがあったり、いい雰囲気である。いやあ、いいね。三角コーンを背負ったヤドカリ型の新モンスター、「パイロンヤドカリ」も実にいい味を出している。普段見慣れているモノと異質なモノが組み合わさると、ある種の冗談の様な独特の「気持ち悪さ」を感じるのだけど、それを上手く利用しているように感じる。
ビルとビルとを繋ぐ通路の様な通り道に行くと、レンとツスなんとかさん改めアスミスが待ち構えていた。ついにこの二人と戦う時が来たのだ。
戦闘の前に話を聞くと、どうやら執政院としては、「この街は「世界樹の謎」で成り立っている。謎は解いてしまったら謎が謎じゃなくなって街が衰退しちまうだろ。引き返せ、な?」という事であるらしい。
じ、譲治セコいな……。いやうん、でもこのセコさは悪くない。ちゃんと理屈も通ってるしな……。
しかし、街の発展の為に謎を謎のままにしておく、というのは言ってる事は分からんでもないけど、ちょっと消極的だよな…。というか「謎が解ける」という事を想定していないのはマヌケな気がするなあ。「謎」などどいうものはいつかは解かれてしまうんだから、それまでに「謎」に代わる街の振興策を用意しておけよと思わなくも無い。
だいたい「謎」があり続けたとしても、「冒険者が謎に興味が無くなった」とか「より興味深い謎が他の場所に出現してしまった」とかいろいろとリスクは考えられる訳で、イチイチ刺客を放ってるヒマがあったらもっと建設的な方向で話を進めてはどーだろう、譲治。
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そのまま、レンとアスミスとの戦いに突入。レンは名前に「氷の剣士レン」と書いてあったし、構えも「居合いの構え」だ。明らかに大紅蓮氷輪丸(抜刀氷雪)が飛んでくる構えである。しかし、属性攻撃など恐れるに足りない。桃華ちゃまのフリーズガードで全てを受けきってy
レンの抜刀氷雪改!
桃華ちゃま以外全員死亡!!
おああ…??おああ…???教授、これは一体…??抜刀氷雪は斬も入ってるのでフリーズガード効かないとかそんなオチ??いやそれにしたって威力強烈過ぎじゃね…??と思ったら、実はフリーズガードとショックガードを間違えて使ってました。なあんだあ、桃華ちゃまのおちゃめさん!
ちゃんとフリーズガードでガードすれば「抜刀氷雪改」のダメージも完全シャットアウト。全体攻撃のインチキ技、踏み袈裟改(むつみちゃんにも下さい)がちょっと痛いがさほどの脅威ではない。アスミスも体力満タンのうちからペイントレードとか使ってきて元気に桃華ちゃまに「1」ダメージを与えていた。
レンには実は斬・突耐性があったらしいのだが、あまり感じる事もなくツバメ返しとサジタリウスでレンを撃破。前に出てきたアスミスを同じ様に殴ってそのまま終了。瀕死状態でペイントレードを撃たれるのが少し怖かったが、撃たれる前に倒せた。この二人はさほど強い敵ではなかったようだ。今回負けたらレンの構えが炸裂弾で崩せるかどうか試したかったのだが、そんな必要もなかった。
てっきりここで命を落とすものと思っていた二人組みもちゃんと生きているようで良かった。世界樹にはあまりストーリーとか期待してなかったのだけど、ちょっと興味が沸いてきた。B25Fで待っていると言う譲治に早く会いに行こう。
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レンとアスミスがちょっと食い足らなかったので、その辺をウロウロしていた死を呼ぶ骨竜さん(赤状態)にもちょっと突っかかってみた。見るからに物理耐性を持ってそうで戦々恐々としたのだけど、上段の構え状態のツバメ返しで一発辺り730位入って何事かと思った。
まるかじりでちょっとパーティ半壊とかしたものの、雪美ちゃんが呪言で口を縛っている間にパーティを建て直し、ツバメとサジタリウスでそのまま押し切り。初見で倒せてしまった。図鑑を確認すると物理耐性どころか雷以外全てが弱点というモンスターだった。多分、コンセプトとしては「呪い」状態にして、その反射ダメージで大ダメージを負わせる、という敵だったのだとは思うのだけど…。うん、呪い状態で殴りかかったりしないよね……。タイミング的に呪い→攻撃とかだったらやっちゃう可能性あると思うけど、むつみちゃん素早いし。
いや、一回だけサジタリウスが落ちて来る前のターンの終わりにありすちゃんが呪いに掛かってそのまま次のターンの冒頭、盛大に死んでた様な気がするけど、まあ、その位か。物理耐性さえなければ赤FOEもなんとかなるものである。
しかし、おとなしく廊下を周回していたら、欲求不満の戦闘狂集団に絡まれてボコボコにされてしまった死を呼ぶ骨竜さんはちょっと可哀想だったな。確かに「死」は呼んでいたが。
2014 |
02,23 |
B20Fでイワオロペネレプ(新世界樹では「オ」は大文字だったよw)を倒した後、さくりとマップを埋めてしまうかとフロアを歩き回ると、なにかがおかしい。このマップ広すぎるのだ。てっきりB15F位の広さかと思ったら、部屋も何部屋もあるし、宝箱まで置いてある。
そしてこのフロアはイベントが終ったからなのか、敵が出ない。おかしいとおもいつつも、あまりの面白く無さにフンムさんにLINEで話しかけながらマップを埋める事にした。地図書きは敵が出ないと快適ではあるが、こんなに面白くない「作業」になってしまうのである。
フンムさんも丁度イワさん戦だったのだが、なんと周りのFOEを払っているという。え、は、払えたの…??あれ…??
……これはもしかしてフロアを歩き回って周りのFOEを払い、イワさんを倒すのが正解ルートだったんじゃなかろうか。明滅弾を使用して必死にFOEを足止めしながら倒すというのはおかしな倒し方だったんじゃなかろうか。なかろうかというか、フンムさんはある程度FOEを払った後、イワさんに背後から殴りかかって倒していた。FOE突入無しに加えてバックアタックによる先制攻撃である。明らかに戦略的「正しさ」を感じる。そう考えればこの無駄に(と私が思っていた)広いマップも納得がいく。
昨日散々、工夫だなんだと言っておきながら、またパワープレイでなんとかしてしまった。うん、あの、でも昨日も言ったんだけど、やっぱり「手持ちの材料でなんとかなってしまう」と工夫ってそれ以上行われないのだ。結局、明滅弾戦法も何度か試して「これはどうにもならんな」と感じたのならきっと横の扉とかにも目が行って、バックアタックを仕掛けられるとまでは分からないまでも、「何か迂回する方法があるのではないか??」と思えたはずなんだ。
そもそもからして今回は「明滅弾戦法」こそが「賢いやり方」だと感じてしまったのも敗因である。シアーハートアタック戦の康一君の様に「自分で利口ぶっているという最低のマヌケ」だったのだ。
まあ、でもここまで来ると逆に開き直って「こういう幅広い選択・戦略があるのも世界樹のいいところ」と割り切ってパワープレイ上等で進むのも悪く無い様な気もしてきた。きっとwiki等の攻略には「迂回してバックアタックせよ」とか書いてあるんだろうし、そういうなぞりプレイよりも通常じゃないプレイをしていった方がネタにもなるというものである。
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ボスも倒し、四層で残る心残りはTバックお姉ちゃんズの素材取りである。
結論からいうと思い出したくも無いレベルの地獄だった。まず、結局Tバックお姉ちゃんズのレア素材ドロップ条件は二人とも「全身縛り」だったのだ。「まずは動きを封じるといい」の「冷酷なる貴婦人」の素材名は解析の通り「濡れた赤糸」。「全身の動きを封じて弱らせてみるといいだろう」の「禍乱の姫君」の素材名も「濡れた紫糸」だった。「濡れた」とはつまり「全身を縛る事」だったのだ。「エロい事しか想像出来ない」というのは正解だったのである。お姉ちゃんズは全身を縛られると濡れる淫乱姉妹(?)なのだ。
条件も分かったので、早速チャレンジしてみたものの、驚くほどに縛りが入らない。こんな三箇所同時縛りなどという条件なのだから、「縛りやすく」なっているのが当然と思い込んでいたが、全くそんな事はなかった。雪美ちゃんの呪言を3から5に上げてみても一向に縛れる気配が無い。
おかしい。三箇所同時縛りが条件なのに、なぜ縛りにくいのか…??と、この時点では思っていた。
必死の思いで「濡れた紫糸」を獲得する。これと同じ事をもう一回やらなければならないと思うと気が重くてしょうがなかった。ただ、これほどの苦労をして獲得したものだ。それはもうイイ物が買えるようになるに違いない。
千和「いらっしゃー↑い!」
桃華「こんなに苦労したんですもの…とてもステキなものが買えるようになりますわよ!」
薫「わくわくっ!」
「濡れた紫糸」を売った!(チョリーン
千和「ありがとー↑う!」
しーん
桃華「ファッ」
ありす(ジョボボボボ)
無反応である。ばば、ばかな。無反応である。
私があまりに衝撃を受けていたので見かねたフンムさんが「もう一方も売ってみるといいですよ」と教えてくれた。なるほど、両方揃って初めて店頭に並ぶタイプなのね。おkおk。
しかし縛れない。圧倒的に縛れない。
縛れない事はそりゃあない。それでもやっぱり三箇所同時に縛るというのは困難を極めすぎている。三箇所縛っているうちにどこか一箇所が解けてしまう。昨日のイワさん戦がまだ楽に感じるレベルのキツさである。おかしい。なんでだ。
ありす「だから言ってるじゃないですか。解剖用水溶液を使えばいいって」
桃華「……それですわ」(迫真)
ごめん、ありすちゃん。君には謝ってばかりである。もうね、使えばいいのだ。解剖用水溶液を。それが正解だったのだ。「濡れた」なんだから水溶液。そうだ、正解なんだ。これでいいだ、これで……。
開始から三時間近くが過ぎており、もう精神的・体力的にもヘロヘロだったので水溶液の使用を承認する。もともと気楽な感じで素材を取りに来ていたのだ。それがこんな苦労をする事になるとは。水溶液様の力を借りればお姉ちゃんを濡れ濡れにすることなど容易であった。「濡れた赤糸」を千和に売ると、13万円台の鞭が店頭に並んだ。
そういうことか……。
そう、この素材は「苦労をする素材」だったのだ。最強鞭一歩手前装備の素材、「縛りにくいお姉ちゃんズをあえて縛って手に入れなければならない程の素材」だったのだ。気楽に入手できるような素材ではなかったのである。この素材に挑むには、心構え、気概が足りなかった。
お姉ちゃんズの素材の謎は明らかになった。凄まじい徒労感に襲われながら、そっとリセットボタンを押すのだった。(ダクハン居ないので)
2014 |
02,22 |
イワさんとの戦いについて書く前に、冷酷なる貴婦人のレアドロについて書いてしまおう。
解析グラスを使って素材名を確認してみたところ、「濡れた赤糸」と出た。通常ドロップの方は「女王の赤糸」なので、「赤糸」はこのモンスターの特徴みたいなものでヒントにはならないだろう。「濡れた」……「濡れた」??う、うーん、意味が分からない。ただただ卑猥なモノしか想像できない。とりあえず、氷属性攻撃で撃破もしてみたが取れなかった。
ありす「濡れた…「水」……?」
ありす「!! みなさん、分かりました!きっと解剖用水溶液を掛けて撃破すれば素材が取れると思います!」
桃華「そうですわね」(ニッコリ)
さて、イワオロペネレプ戦である。
モリビトの女の子がイワオロペネレプを呼ぶときに噛んだらおもしれーなーと思ってみてた。コロトラングル君と言い、新世界樹のボスはアイヌ語が元になっているらしく、微妙に読みにくいものが多い。イワさん召還と共にマップ上に溢れるTバックお姉ちゃんズ。あっ!この展開!!進研ゼミで見たやつだ!!!
以前、「三本の矢」でエラい目にあった「ワニワニカニEOF大行進」の戦いの話をフンムさんとしていて分かったのだけど、あの時も明滅弾を使えば実は一体ずつの撃破が可能だったのだ。しかし、あの時は明滅弾のことなど完全に頭から消えていた。何故か。
手持ちの材料でなんとかなってしまったからである。
現状でなんとかなってしまうものに対して、人というものはそれ以上の工夫をなかなかしようとはしない。俗に言う「思考停止」というやつである。この現象は日常生活でも良く起きる。「これをやった方が効率よさそうだけど、現状でなんとかなってるから後回しにしよう」とかそういう類のヤツである。
ゴーレムを撃破した時も、実はゴーレムの攻撃は全て「壊」攻撃なので、「壊」耐性を付けていけばかなり楽に立ち回れたはずなのだが、耐性防具の事などすっかり頭から消えていた。何故か。これもやはり手持ちの材料でなんとかなってしまったからである。
人は困難に直面し、一度立ち止まって思考をめぐらせた時にこそ成長するのだと思う。大切なことは全てゲームが教えてくれるのだ。
それを踏まえた上で、今回のTバックお姉ちゃんズ大発生。これはもう見るからに正面突破はムリである。一体ずつスイープする事も速攻で撃破しない限りイワさんが乱入してきて、普通に戦うよりもひどい状況になりかねない。ムリである。
こういう状況になると思考は工夫を開始し、すぐに明滅弾の事が思い浮かぶのだ。もうFOEを三体同時に相手をしていた輩はいない。ここに居るのは思考する、成長する戦士たちなのである。
明滅弾を15発ほど買ってイワさんにチャレンジ。
初っ端、イワさんのサンダーウィングが桃華ちゃまのサイドガードを突き破って(サイドガードは物理にしか効果が無い)パーティに直撃。むつみちゃん即死、ありすちゃん瀕死、薫ちゃん雪美ちゃん瀕死で麻痺付着。大惨事である。
ふう。
前々からやろうやろうと思っていた事をついに決行することにする。三色ガードのレベル上げである。属性攻撃が無効になるレベル5まで上げてしまうと消費TPが倍になってしまうのであまりやりたくは無かったが、無効にすると追加効果も消えてくれるので、もはやそんな事は言ってられない。幸いにも、レベル9まで上げると使用TPも下がっていき、最終的には「8」で使えるようになる。10まで上げると消費が12となる代わりに吸収が付く。どうせ吸収なんて微々たるものだろーと思って上げなかったが、世界樹においてそんな無意味な効果があるだろうか。もしかしたら有効なレベルでの回復が行われるかもしれない。後で試してみよう。桃華ちゃまは休養を挟んでいたので、SPがやたらと余っており、三色共に9まで上げる事が出来た。まあ、いい時期だったとも言えるかもしれない。
ついでに、むつみちゃんの「無双の構え」もレベル10まで上げてた。究極のツバメ返しを撃つための最後のステップである。上段の構え、ツバメ返し、無双の構え。全てを最上レベルまで上げた。もはやむつみちゃんの前に敵は居ない。斬るのみである。
サンダーウィングはどうやら、1ターン目は確定で飛んでくるらしい。その後、二撃目が多少不安定である(3~5ターン目くらい?)が、三撃目以降は、二撃目から2ターン開いて撃たれる、という様な間隔になっているものと思われる。脅威そのものだったサンダーウィングも、飛んで来るターンが分かっており、完全無効にする手段さえ確立出来ていれば回復ターンと言ってもいい憩いの時間になる。ただ、
桃華(次はサンダーウィングが飛んでくるターンですわね)
桃華「お任せなさい!サイドガード!!」
むつみ「えっ」
ありす「えっ」
桃華「あっ」
(どぼあ)
イワさん、わりと何度も全滅したので最後の方は集中力が途切れて来るターンだと分かっていたのにサイドガードやってしまい、サンダー撃たれて半壊→全滅というパターンが何度かあった。集中が途切れているときは気ばかりが焦ってダメである。一度休めばいいのだが、「こいつを!倒すまで!!ゲームをやめない!!!」というモードに入っているため、なかなか難しい。
周りのFOEも明滅弾を撃てば動きは止められるとは言え、誰が明滅弾を撃つのかという問題は常に付きまとう。時には明滅弾を撃つのを諦めたりしながらリソース配分を決めていかなければならない。どちらかといえば窮屈なプレイングを迫られるので、楽しい事は楽しいのだけど、あまり爽快感は無い。いや、楽しいのだけど。
また、とりあえず最初の1、2ターンは近寄ってこられても大丈夫だろ!ハハッ!と高をくくってギリギリまで近づけさせていたら、HPを半分切ったころ「ウインドプレス」というスタンを起こさせる全体攻撃を食らい明滅弾役がスタンで動けず、進入を許すというパターンもあった。完全にATLUSの手のひらの上で踊らされている。
そのほかにも桃華ちゃまの腕を縛ってきたり(やめろそれはマジでやばい)、石化してきたり混乱させてきたり、とにかくイワさん多彩であった。だが「真・ツバメ返し」を得たむつみちゃんの攻撃力をもってすれば撃破は見える。エフィシエントのサポートでTP補給はハマオで十分だった。HP400、TPが80回復するアイテムが千和の店で無限に買えるのだからすごい。もうアムリタの為にレンジャー5を危険に晒さなくて済むのである。
結局、攻撃はほとんど全てむつみちゃんに任せ撃破に成功した。
……この先、本当に斬耐性のあるボスが出てきたらどうしよう。どうしようもないぞ。
2014 |
02,21 |
Tバックお姉ちゃんズからレア素材を取ろうと縛ったり縛ったり縛ったままぶっ殺したりしてるのだけど落ちない。ぐぬぬ。全身縛りにチャレンジしたら案の定、最後の縛りと同時に最初の縛りが解けたりして上手くいかない。全身縛りのお姉ちゃんはまだしも、「まずは動きを封じるといい」の意味が今日になっても皆目検討つかない。
こうなると「解析グラス」を使って先に素材の名前を確かめるというのも手な気がしてきた。ただ、解析グラスって金色アイテム(素材個数限定アイテム)なんだよなあ。しかもストックは一個しかないし。まあ、解析グラスで図鑑を解放してしまうと、万一そのアイテムを入手できなかった場合、そのアイテムが「実際にドロップして解放したのか」「解析グラスで解放したのか」が判断つかなくなってしまいそうなので、グラスで名前を確認したらリセットしてしまう、というのも手かな。ただ、結構お姉ちゃんを狩ってしまったので、ダンジョンの奥の方に行かないとエンカウント出来なくなってるのは問題だけど。
あと、今日は探偵バリアにやたらとバッドが付いていたので、まあもういいやとバッドが付いた状態で探索準備を付けてみた。確認したのはこのくらい。
・グリモア効果がレベルの半分になる。
大惨事である。グリモアスキルに頼りまくっている現状(ハリケーンパンチ、力溜め、コロシップオーラetc)、こんな状態になってしまったら探索がおぼつかない。しかも、これだとグリモアチャンスで出来たグリモアのレベルも多分半分になって生成されるのだろう。まさにバッド効果である。
・希少種が出なくなる
いやあ、これはどうだろう。グッド効果の方に「希少種が出やすくなる」というのがあって、「これはグッド…なの…か……??」と疑問に思っていた自分にとってはむしろこれはグッド効果なんじゃないかという気すらしている。特に新規ダンジョンに潜る際などはリスクも減らせるし、いい面しか無いように思えるんだけど。
・探索準備効果が出なくなる
これはかなしい。効果を付けに行ったらそれがなくなってしまうのだ。100エンだけ払って何も変わらない。丸損である。
・グリモアの出来が極端になる
これはグッドとバッドの両面がありそう。多分、スロット一つにレベル1、という最低グリモアが量産される傍ら、極稀にレベルマックス(まではいかないか…??)の、スロット一杯のものが出来るという事なのだろう。
せっかくこれが付いたので、レベル1のナターリアに「アザースステップ レベル1」だけの入ったグリモアを持たせてグリモアチャンスを起こさせてみた。すると!
「アザースステップ レベル1」だけの入ったグリモアが出来ました!(ジャーン)
うーん、この。
B19Fはラストフロア(中央)まで到達。Tバックお姉ちゃんズ三体が視認出来るが、この三体を倒して終わり……では無い様な気はしているが、果たして。